プロダクトとユーザの距離感について考えてみる

Mackerelアドベントカレンダー 2日目です。

昨日は @songmu さんによるエントリでした。

mackerel.io

ぼくは、はてなでアプリケーションエンジニアとしてMackerel開発チームに所属しており、毎日Mackerelのコードを書いて過ごしています。 一方で、毎週のルーチンワークとして、告知ブログとニュースレターメールを書く、という役割も担当しており、ほぼ毎週これらの執筆もしています。

毎週の告知を出すことについては、以前こんなエントリを書きました。

mackerel.io

このエントリにあるように、ある時期からぼくはニュースレターに自分のidを書くようにしました。 そのおかげで、技術系の勉強会などで他社のエンジニアさんから「Mackerelのメール読んでますよ」という声をかけていただくことも多くなりました。

ユーザとの距離感を近づけたい

今年、Mackerelは3回のミートアップと、2回のドリンクアップを実施しました。そのうちの1回は、はてな本社のある京都での開催で、来年以降は関西方面での開催も含めてさらにイベントの頻度を増やそうと考えています。

告知ブログやニュースレターの工夫やミートアップなどのイベント。これらはすべて、「ユーザとの距離感を可能な限り近づけたい」という考えが原点にあります。

実際にユーザさんの声を聞くと、毎回驚くほどたくさんのフィードバックが得られます。

リリースしたばかりの新機能を喜んで使ってくださるユーザから、その機能のさらなる要望をいただくこともあります。 我々が想定もしていなかった便利な使い方をしてくださっているという話を聞き、そこから新しい機能のインスピレーションを得ることもあります。

逆に悩みを持ったユーザに対して、我々からアドバイスできることもありますし、あるユーザが公開しているスクリプトを別のユーザに紹介し、ユーザ同士の情報共有の橋渡しをすることもあります。

こういった開発チームとユーザとの接点を増やせば増やすほどに、日々コミュニティが豊かになっていくのを実感することができます。

MackerelのOSSプロダクト

MackerelではクライアントサイドのプロダクトをOSSとして公開しています。

github.com

github.com

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もちろんこれらは基本的に開発チームによってメンテナンスされていますが、新しいpluginの追加などユーザからのプルリクエストによって拡張された機能も多くあります。

これもまた、ユーザの多様なニーズを可能な限り汲み取り、皆さんとコミュニケーションをとりながら自分たちのプロダクトを良くしたいという気持ちのあらわれです。

アドベントカレンダー楽しみにしています

今年こうして開催しているMackerelアドベントカレンダー。多くのユーザさんからエントリいただきました。いつもMackerelについて書かれたブログを見かける度に、我々はワクワクしながらそれを読んでいます。このアドベントカレンダーで、そのワクワクをほぼ毎日味わえると思うと、とても楽しみです。

皆さんからのフィードバックが我々のなによりの励みになりますので、ぜひよろしくお願いします。

明日は @dolpen さんです。