あけましておめでとうございます。
2016年もMackerelはさらに便利になる様々な機能のリリースを計画していて、年明けから開発を進めています。 今年のリリース予定の機能や展望について、1月20日のミートアップで発表する予定ですのでお楽しみに!!
今年最初のアップデートです。
チェック監視でアラートの再送設定ができるようになりました
mackerel-agent 0.27.1 をリリースしました。それにより、チェック監視のアラート再送ができるようになりました。
エージェントのconfigファイルで以下のように notification_interval
を設定することで、チェック監視のアラートが一定時間閉じられない場合にアラートが再送されるようになります。
再送間隔は30分が最小値となり、それ未満の値が設定されている場合は自動的に30分の再送間隔として動作します。
[plugin.checks.ssh] command = "ruby /path/to/check-ssh.rb" notification_interval = 60
詳しくはヘルプをご覧ください。 mackerel.io
mackerel-agent 0.27.1 の更新内容
- チェック監視の notification_interval 対応
- NFS障害などによりディスク情報の取得時に処理がブロックされる問題を修正
※ mackerel-agent 0.27.0 は不具合が確認されています。0.27.1 で修正していますので、こちらを利用してださい。
mkrでalertを操作できるようになりました
mkr 0.8.1 をリリースしました。
alert取得のサブコマンドが追加され、 mkr alerts
で対象オーガニゼーションで発生中の全アラートの一覧がJSONで取得できます。
また、mkr alerts list
とすると下記のような形式でリスト出力されます。
{alert_id} 2016-01-07 09:07:53 WARNING disk% 85.00 > 80.00 {host_name} working [service:role] {alert_id} 2016-01-07 09:12:53 CRITICAL disk% 92.00 > 90.00 {host_name} working [service:role]
リスト表示は mkr alerts list --service {service_name}
mkr alerts list --host-status {host_status}
でそれぞれリスト出力の対象ホストをフィルタリングできます。
mkr alerts close {alert_id}
で指定したアラートをクローズすることもできます。
これらを組み合わせることで、「statusがstandbyのホストのアラートをまとめてクローズする」といった操作などができます。
例)
mkr alerts list --host-status standby | cut -d " " -f 1 | xargs mkr alerts close
式を使ったカスタマイズグラフで、画像共有ができるようになりました。
クエリパラメータに式を使うことで、グラフのカスタマイズができる機能を実験的機能として提供しています。
今回のアップデートで、式を使ったグラフでも画像として共有できるようになりました。
グラフ右上の共有ボタンからご利用いただけます。
mackerel-agent-pluginsに新しいプラグインが追加されました
mackerel-agent-plugins 0.15.2 をリリースしました。 mackerel-plugin-unicorn や mackerel-plugin-gostatsなど新しいプラグインが追加されています。
主な更新内容は以下のとおりです。
- mackerel-plugin-unicorn の追加
- mackerel-plugin-gostats の追加
- mackerel-plugin-memcached: chache size をグラフ定義に追加
- mackerel-plugin-squid: squid v3 対応
- mackerel-plugin-varnish: グラフ定義の追加
- mackerel-plugin-mysql: Seconds_Behind_Masterがnullの場合metricを送信しないように
- mackerel-plugin-mongodb: mongodb 3.2 のサポート
- mackerel-plugin-linux: helperライブラリのアップデート
mackerel-check-pluginsにcheck-postgresqlなど が追加されました
mackerel-check-plugins 0.3.1 をリリースしました。 check-postgresql や check-mailqなどが追加されます。
主な更新内容は以下のとおりです。
- check-postgresql の追加
- check-mailq の追加
- check-ntpoffset: ntp 4.2.2 に対応
- check-file-age: メッセージに時刻を追加
- check-http: no-check-certificate オプションを追加
プルリクエストを送っていただいた皆さん、どうもありがとうございます!
ニュースレターの送信元メールアドレスが変わります
来週(1月15日)からニュースレターはinfo@mackerel.io
のメールアドレスから送信させていただきます。
毎週金曜日にお送りしているニュースレターですが、これまで noreply@mackerel.io
のメールアドレスから送信していました。
このメールアドレスは、他にもアラート通知やユーザの招待メールの送信にも使われています。そのため、アラートなどのシステムから自動送信されるメールと、ニュースレターやお知らせなどのメールの送信元アドレスが同じでフィルタリングがしづらい、というご要望をいただいていました。
そこで次週より、アラートなどの自動送信されるメールはこれまでと同様に noreply@mackerel.io
、ニュースレターやお知らせはinfo@mackerel.io
とそれぞれ異なるメールアドレスから送信させていただきます。
今週のニュースレターまではこれまでのようにnoreply@mackerel.io
からの送信となりますので、来週以降メールの受信設定など適宜お願いします。