本日、mackerel-agent のバージョン 0.11.1 をリリースいたしました。このバージョンには以下の変更が含まれています:
- feature 設定ファイルの
include
設定項目より、他の設定ファイルを読み込めるようになりました。以下のように指定することで、特定のディレクトリ以下の複数の設定ファイルを読み込めます。詳しくは mackerel-agent仕様 - 他の設定ファイルを読み込むをご覧ください。ご要望をくださった皆様、ありがとうございました。
apikey = … include = "/etc/mackerel-agent/conf.d/*.conf"
- feature experimental エージェントからユーザ定義メトリックを投稿するためのプラグインから、メトリックがウェブ上で表示される際の設定を Mackerel に送信できる機能を追加いたしました。
- エージェントの起動時に、プラグインとして指定されているコマンドが
MACKEREL_AGENT_PLUGIN_META
環境変数を "1" に設定した状態で起動されます。このとき、特定のフォーマットプラグインのメタ情報で標準出力に出力することで、ユーザ定義メトリックのグラフをあらかじめ設定できます。詳しくは ユーザ定義のメトリックを投稿する - グラフ定義を指定する をご覧ください。 - この機能についてご意見や不都合がございましたら、issue などでお知らせください。
- エージェントの起動時に、プラグインとして指定されているコマンドが
% MACKEREL_AGENT_PLUGIN_META=1 path/to/command # mackerel-agent-plugin [graphs.dice] label = "My Dice" unit = "integer" [graphs.dice.metrics.d6] label = "Die(d6)" [graphs.dice.metrics.d20] label = "Die(d20)"
インストールおよびアップグレードはyum、aptにより行えます。詳しくはガイドをご覧ください。
また、本日Mackerelのアップデートをし、細かなUI改善などを行っております。